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  2-2 VPC の作成

「流れ」で説明した VPCの作成 を行います。

本パートの目標


AWS CloudFormation での スタックの作成方法 を学びます。 また、AWS CloudFormation テンプレート*を使って VPC を作成します。

設定情報


作成するVPCの設定情報です。

特別な理由がない限り、CIDRブロック は大きく取ることをオススメします。なぜならIPはEC2やRDSだけでなく、ELBやLambda(VPC接続あり)といった多くのAWSリソースで利用されるからです。

DNS機能 は有効にしないと名前解決ができません。デフォルトの設定は有効ですが明示的に指定しています。

DNS名前割り当て を有効にすると以下のように、EC2インスタンスに パブリックDNS を持たせることができます。

テンプレートファイルの作成


vpc.yaml というファイル名を作成し、以下のコードを記載してください。

テンプレートは セクション と呼ばれるもので構成されます。

本パートでは Resources セクションのみを利用しています。 内容と記載ルールについては以下で説明していきます。

セクション

Resources

テンプレートで唯一必須のセクションです。スタックに含める AWS リソース (Amazon EC2 インスタンスや Amazon S3 バケットなど) を宣言します。

例)

Resources:
  論理ID:
    Type: リソースタイプ
    Properties:
      リソースプロパティ


論理ID は自身で決める任意のIDです。ここでは tpVPC としています。 論理IDを宣言した後、本テンプレートでは AWS::EC2::VPC のリソースタイプで VPC を作成しています。

リソースタイプ

本パートで利用するリソースタイプの説明です。

AWS::EC2::VPC

VPCの作成を宣言します。

スタックの作成


作成したテンプレートを使ってスタックの作成を行います。 ここでは コマンドライン と AWSマネジメントコンソール の2パターンの方法を載せています。なぜなら 「AWSマネジメントコンソール は操作ステップが多いため、コマンドライン で行う方が簡単」 だからです。

可能であれば スタックの作成 は コマンドライン で行い、確認を AWSマネジメントコンソール ですることをおすすめしますします。

コマンドラインでの操作

AWS CLI を利用の場合は以下を実行してください。

・テンプレートの検証

$ aws cloudformation validate-template --template-body file://vpc.yaml

・スタックの作成

$ aws cloudformation create-stack --stack-name techpit --template-body file://vpc.yaml --profile techpit

AWSマネジメントコンソールでの操作

AWSマネジメントコンソールを使ってスタックを作成する場合は以下の手順で実行します。

スタックの作成

画面右上にある スタックの作成 のプルダウンから 新しいリソースを使用(標準) をクリックします。

ステップ1:テンプレートの指定

前提条件 - テンプレートの準備 で テンプレートの準備完了 を選択します。

次に テンプレートの指定 で テンプレートのアップロード を選択し、ファイルの選択 から先ほど保存したテンプレートファイルをアップロードします。

アップロードが完了したら「次へ」をクリックします。

ステップ2:スタックの詳細を指定

スタックの名前 に「techpit」を入力し「次へ」をクリックします。

ステップ3:スタックオプションの設定

ここは何も設定しなくて大丈夫です。そのまま「次へ」をクリックします。

ステップ4:レビュー

内容を確認し、問題なければ スタックの作成 をクリックして作成開始です。

CREATE_IN_PROGRESSからCREATE_COMPLETEへ変わったら作成完了です。

確認


  1. Amazon VPCコンソール の VPC を選択します。
  2. Name が techpit のVPCが作成されているのを確認できます。
  3. 作成されたVPCを選択し、テンプレートの内容が設定されていることを確認しましょう。

まとめ


  • VPC の CIDRブロック は大きく取る。
  • AWS CloudFormation テンプレート は Resources のみ必須。
  • リソースタイプを使うには 論理ID を宣言してから行う必要がある。
  • AWS CloudFormation を利用するなら AWS CLI を使うと便利。

以上で今回のパートは終了です。

次回はVPC内に サブネットの作成 をします。

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