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  2-5 ルートテーブルの作成と設定

「流れ」で説明した ルートテーブルの作成と設定 を行います。

ルートテーブルとは


ルートテーブル は、パケットがどこへ向かえば良いかを定義したものです。

VPC には暗黙的なルーターがあり、ルートテーブル を使用してネットワークトラフィックの送信先を制御します。VPC を作成した際にデフォルトで1つ作成されます。

また、作成時に指定した CIDR アドレスでルーティングされるため、同じ VPC 内で作成したサブネット間の通信は設定しなくても行えます。 1つのルートテーブルは複数のサブネットに対し適用できますが、1つのサブネットが利用できるルートテーブルは1つとなります。

本パートの目標


パブリックサブネット として利用するための ルートの設定 を行います。

設定情報


追加するルートの設定情報です。

テンプレートファイルの作成


vpc.yaml に、下記のようにコードを追記してください。

論理ID を tpRouteTable01 で宣言し、AWS::EC2::RouteTable でルートテーブルを作成します。 また tpRouteTableAssociation01a の部分で ルートテーブル を サブネット へ関連付けています。 論理ID が tpRoute01 の部分では AWS::EC2::Route 論理ID が tpRouteTableAssociation01a のルートテーブルに対し設定を行っています。

リソースタイプ

本パートで利用するリソースタイプの説明です。

AWS::EC2::RouteTable

ルートテーブルを作成します。

AWS::EC2::SubnetRouteTableAssociation

サブネットをルートテーブルに関連付けます。

AWS::EC2::Route

ルートテーブルのルートを設定します。

スタックの変更


修正したテンプレートを使って スタックの変更 を行います。

コマンドラインでの操作

AWS CLI を利用の場合は以下を実行してください。

・テンプレートの検証

$ aws cloudformation validate-template --template-body file://vpc.yaml

・スタックの更新

$ aws cloudformation update-stack --stack-name techpit --template-body file://vpc.yaml --profile techpit

AWSマネジメントコンソールでの操作

AWSマネジメントコンソールを使ってスタックを変更する場合は以下の手順で実行します。

スタックの更新

前パートで作成した スタック名(ここではtechpit) を選択し、更新する をクリックします。

ステップ1:テンプレートの指定

前提条件 - テンプレートの準備 で 既存テンプレートを置き換える を選択します。

次に テンプレートの指定 で テンプレートのアップロード を選択し、ファイルの選択 から先ほど修正したテンプレートファイルをアップロードします。

アップロードが完了したら「次へ」をクリックします。

ステップ2:スタックの詳細を指定

ここは何も設定しなくて大丈夫です。そのまま「次へ」をクリックします。

ステップ3:スタックオプションの設定

ここもそのまま「次へ」をクリックします。

ステップ4:レビュー

内容を確認し、問題なければ「スタックの作成」をクリックして作成開始です。

ステータスが UPDATE_IN_PROGRESS から CREATE_COMPLETE へ変わったら更新完了です。

確認


  1. Amazon VPCコンソール の ルートテーブル を選択します。
  2. Name が techpit01 のルートテーブルが作成されているのを確認できます。
  3. 作成されたルートテーブルを選択し、テンプレートの内容が設定されていることを確認しましょう。

4.AWS::EC2::Routeの設定はタブのルートから確認できます。

まとめ


  • ルートテーブル でネットワークトラフィックの送信先を制御する。
  • ルートテーブル は サブネット単位で関連づけることができる。
  • 1つの ルートテーブル は複数の サブネット に対して利用できる。
  • 1つの サブネット が利用できる ルートテーブル は1つだけ。

以上で今回のパートは終了です。

次章では 1つのパブリックサブネットと2つのプライベートサブネットを持つVPCの作成 を行います。

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