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間違いや改善の指摘

内容の技術的な誤り・誤字脱字やミスのご報告・解説やトピックの追記/改善のご要望は教材をさらに良くしていく上でとても貴重なご意見になります。

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実際には誤りではなく勘違いであっても、ご報告いただけることで教材のブラッシュアップにつながります。

質問ポリシー①

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コンテナ技術の概要

Dockerは、コンテナ技術を使ったアプリケーションの実行環境を構築・運用するためのプラットフォームです。アプリケーションの実行に必要なものを1つにまとめ、Dockerイメージとして管理することで、アプリケーションの可搬性を上げることができます。この章では、コンテナ技術とDockerの概要、Dockerが動作する仕組みについて説明します。

1.1節 コンテナ技術の概要

Dockerについて学ぶうえで、背景にあるコンテナ技術がどのようなものであるかを解説します。

コンテナ

コンテナとは、ホストOS上に論理的な区画(コンテナ)を作り、アプリケーションを動作させるのに必要なライブラリやアプリケーションなどを1つにまとめ、あたかも個別のサーバーのように使うことができるようにしたものです。

ホストOSのリソースを論理的に分離し、複数のコンテナで共有して使います。コンテナはオーバーヘッドが少ないため。軽量で高速に動作するのが特徴です。

コンテナ技術を使うと、OSやディレクトリ、IPアドレスなどのシステムリソースを、個々のアプリケーションがあたかも占有しているように見せることができます。

コンテナは、アプリケーションの実行に必要なモジュールをコンテナとしてまとめることができるため、複数のコンテナを組み合わせて1つのアプリケーションを構成するマイクロサービス型のアプリケーションと親和性が高いのが特徴です。

Dockerイメージ

Dockerでは、コンテナを作成するためのライブラリやアプリケーションの情報をまとめたDockerイメージをもとにコンテナを作成します。(下図)

以降でDockerイメージ(又は単にイメージ)といった場合は、コンテナのもとになる情報を持ったDockerイメージのことを指します。