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  2-1:取引の流れ

2章 フリマアプリのスマートコントラクトを作ろう


2.1 取引の流れ


コードを実装する前に取引の流れを確認しましょう。取引の流れは基本的に既存のフリマアプリと変わりませんが,アカウントや商品の情報,取引の進捗がブロックチェーンに書き込まれることが大きな違いです。

まずは,アカウント登録をします。登録情報は最低限にします。ブロックチェーンに記録された情報はpublicなステート(変数)であれば,だれでもその内容を見ることができます。たとえprivateなステートであっても,トランザクションを解析すれば内容を読取ることができます。住所等の個人情報はブロックチェーンに保存しないようにして下さい。

出品者は商品に関する情報をブロックチェーンに記録します。商品には自動的に商品番号が付与されます。商品は商品番号で識別します。画像ファイルはデータ量が大きいため,ブロックチェーンに保存する際に多くのEthが必要となってしまいます。そこで画像データそのものは別のストレージに保存し,その在り処をブロックチェーンに保存することにします。今回はgoogleドライブかIPFSに保存することにしました。IPFSは分散型のファイルストレージの一種です。詳しくは以下のページを参考にして下さい。

http://block-chain.jp/blockchain_study_salon_dojo/how-to-use-ipfs/

購入時に支払われたEthは一旦スマートコントラクトに預けられます。支払いが完了すると,支払いステートが支払い済みに,出品ステートが売切れになります。

出品者と購入者はアカウント情報からお互いのEmailアドレスを交換します。購入者はEmailにて出品者に住所を通知します。出品者は商品発送後,発送ステートを発送済みに変更します。

購入者は商品を受取ったら受取ステートを受取済みに変更します。受取ステートの変更後,スマートコントラクトに預けられていた代金が出品者へが支払われます。

 最後に出品者と購入者はお互いを評価します。

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