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  0-2 Ruby on Railsの環境構築(Mac)

Ruby on Railsとは、Rubyを利用して効率よくWebサイトを開発できるようにしてくれるものです。このRailsのように、Webアプリケーションの開発効率をあげてくれるものを「フレームワーク」と言います。今回の学習ではRailsを使用することはありませんが、将来、Webアプリケーションを開発する上で必要になるものなので、ついでに環境構築していきましょう。

インストールの流れ


環境構築は以下の手順で行います。

  1. Xcodeのインストール
  2. Command Line Tools
  3. Homebrew
  4. rbenv(アールベンブ), ruby-build(ルビー・ビルド)
  5. readline
  6. MySQL
  7. bundler
  8. Ruby on Rails

Xcodeのインストール


まずはAppStoreにてXcodeのインストールを行いましょう。AppStoreは、Macのアプリをインストールするためのプラットフォームです。以下の手順でXcodeをダウンロードしましょう。

 1.Finderを開く

 2.「アプリケーション」に移動

 3.AppStoreを開く

 4.「Xcode」と検索

 5.Xcodeをダウンロード

Commandlinetoolのインストール


次に、AppleのDevelopperサイトからCommand LineToolをインストールします。もし、認証チェック画面が出たら、以下の手順を実行しましょう。認証チェックが表示されない場合は、4番と5番を実行してください。

 1.Apple Developper へサインイン

 2.iPhoneに送られてくる認証コードを入力

 3.「信頼する」をクリック

 4.左上の検索窓でcommandと入力して検索

 5.自分のOSのバージョンにあったCommand LineToolをインストール

Homebrewのインストール


Homebrewのインストールをします。ここからはターミナルでコマンドを入力していきましょう。ターミナルの場所は「アプリケーション>ユーティリティ>ターミナル」となります。ターミナルを開いたら、以下のコマンドを入力しましょう。

$ ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install)"

途中でenterを求められるのでenterキーを押し、その後、Macのパスワードを入力しましょう。インストールが終了すると、ターミナルからコマンド入力できる状態に戻ります。その後、Homebrewがきちんとインストールできたか確かめるため、以下のコマンドを入力します。こちらは、Homebrewのバージョンを確認するコマンドです。

$ brew -v

以下のようにバージョン情報が表示されればOKです。(バージョンの数字は異なっていても構いません)

Homebrew 2.1.8
Homebrew/homebrew-core (git revision 03c4; last commit 2019-07-27)

権限の変更


Railsをインストールする際、関連ディレクトリの権限エラーが出ることがあるので、/usr/local/binフォルダの所有者をadminユーザーに変更します。その際は以下のようなコマンドを入力します。

$ sudo chown -R `whoami`:admin /usr/local/bin

chownはファイルやディレクトリの所有者を、コマンドで指定したユーザーに変更するコマンドです。-Rというオプションをつけると、指定したディレクトリとそのディレクトリ以下のファイルやディレクトリの所有権を再帰的に変更します。

$ chown [オプション] [ユーザー:グループ] [ファイルorディレクトリ]

whoamiは自分のユーザー名を表示するコマンドです。

$ whoami

rbenv(アールベンブ), ruby-build(ルビー・ビルド)のインストール


次に、rbenv(アールベンブ), ruby-build(ルビー・ビルド)をインストールしましょう。ruby-buildはRubyの様々なバージョン(2.4.1など)をインストールすることができるツールで、rbenvは、rubyのバージョンを切り替えるためのツールです。

インストールはHomebrewを使用して行います。以下のコマンドを実行してrbenvruby-buildをインストールしましょう。

$ brew install rbenv ruby-build

インストールが完了したら、rbenvのパスを通します。

$ echo 'eval "$(rbenv init -)"' >> ~/.bash_profile

次に、bash_profileの変更内容を読み込みます。

$ source ~/.bash_profile

以下のコマンドで、 rbenvruby-buildがインストールされていることを確認しましょう。バージョンが表示されれば成功です。

$ rbenv -v
$ ruby-build --version

readlineのinstall


readlineはCUIでの操作を簡単にするためのツールです。こちらのライブラリを使うことで、ユーザーがコマンドを入力する際に「行頭・行末移動」「ヒストリ機能」などを簡単なコマンドで実行することができます。また、Rubyでデバッグを行うときに使用するirbpry起動時に、日本語の文字化けを防ぐことができます。

$ pry
[1] pry(main)> 'ぷらい'
=> "ぷらい"

$ irb
irb(main):001:0> 'あいあーるびー'
=> "あいあーるびー"

それではさっそく、readlineをインストールしましょう。

$ brew install readline

インストールが終わったら、readlineのパスを通します。

$ brew link readline --force

僕がよく使うreadlineのコマンドは以下の2つです。この2つを利用すると、ターミナルでコマンド入力時に、瞬時に行頭・行末に移動することができます。

Rubyのインストール


rbenvを利用してRubyのインストールを行います。

$ RUBY_CONFIGURE_OPTS="--with-readline-dir=$(brew --prefix readline)"
$ rbenv install 2.6.3

インストールが完了したらリハッシュします。

$ rbenv rehash

rbenvを用いて利用するRubyのバージョンを決めます。

$ rbenv global 2.6.3

Rubyのバージョンを確認し、インストールが成功しているか確かめましょう。

$ ruby -v

実行結果

ruby 2.6.3p62 (2019-04-16 revision 67580) [x86_64-darwin18]

bundlerのインストール


次に、Rubyのgemであるbundlerをインストールします。

$ gem install bundler

Ruby on Railsのインストール


次にRubyのgemでありフレームワークでもあるRuby on Railsをインストールします。

$ gem install rails

gemをインストールしたのでrehashを行います。

$ rbenv rehash

インストールがうまくいったかどうか確かめるため、以下のコマンドを入力してRailsのバージョンを確認しましょう。きちんとバージョンが表示されればインストールは成功です。

$ rails -v

Ruby/Railsの環境構築が完了したら、早速コーディングに入っていきましょう。

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