教材の内容に関係のない質問や教材とは異なる環境・バージョンで進めている場合のエラーなど、教材に関係しない質問は推奨していないため回答できない場合がございます。
その場合、teratailなどの外部サイトを利用して質問することをおすすめします。教材の誤字脱字や追記・改善の要望は「文章の間違いや改善点の指摘」からお願いします。
Webアプリケーションを開発するための環境を構築します。
今回、環境構築するのは、Ruby on Railsです。
もし既にお手元のPCにRuby on Railsの環境があれば、このパートは読み飛ばしても大丈夫です。
注意)今回のパートで環境構築する対応のPCはMacになります。
Homebrewとは、ソフトウェアの導入を単純化するMac OSのパッケージ管理システムです。
下記のURLからHomebrewをインストールしてください。
rbenvをインストールします。rbenvをインストールすることでrubyのバージョンの切り替えが容易にできるようになります。 それでは下記のコマンドを実行してください。(コマンドを実行する際に$
は含めないでください。行の頭に「$」を表示するスタイルを使って、その例がコマンドラインであることを示しています。)
Copied!$ brew install rbenv
$ brew install ruby-build
ruby-build
をインストールすることで、rbenv install
というコマンドを使うことができます。
上記のコマンドを実行したらrbenvがインストールされているか確認します。以下のコマンドを実行してバージョンの情報が表示されていればインストールされています。
Copied!$ rbenv --version
rbenv 1.1.2
rbenvコマンドを利用するために、rbenvにPATHを通します。PATHを通すとは、コマンド実行ファイルを探しに行くパスを追加することです。
それでは、下記のコマンドを1つずつ実行してください。
Copied!$ echo 'export PATH="$HOME/.rbenv/bin:$PATH"' >> ~/.bash_profile
$ echo 'if which rbenv > /dev/null; then eval "$(rbenv init -)"; fi' >> ~/.bash_profile
$ source ~/.bash_profile
下記のコマンドでRubyをインストールします。
Copied!$ rbenv install 2.7.1
次にグローバルで利用するバージョンを設定します。
Copied!$ rbenv global 2.7.1
次にRubyのバージョンの情報を確認します。
Copied!$ ruby -v
ruby 2.7.1p83 (2020-03-31 revision a0c7c23c9c) [x86_64-darwin18]
bundlerとはGem同士の互換性を保ちながらパッケージの種類やバージョンを管理してくれる仕組みのことです。(Gemに関しては「1-1 新規Railsアプリケーションを作成しよう!」で説明しています。この時点では理解されなくて大丈夫です。)
参考)Bundlerの使い方
それではbundlerをインストールしましょう。以下のコマンドを実行してください。
Copied!$ gem install bundler
上記のコマンドを実行したらbundlerのバージョンを確認します。バージョン情報が表示されていればインストールされています。
Copied!$ bundler -v
Bundler version 2.1.4
次に yarn をインストールします。
yarn は JavaScript のパッケージマネージャーで、Rails6 からインストールが必要になりました。
Copied!$ brew install yarn
上記のコマンドを実行したら yarn のバージョンを確認します。バージョン情報が表示されていればインストールされています。(バージョンは同じでなくても問題ございません)
Copied!$ yarn -v
1.22.10
最後にRailsをインストールします。以下のコマンドを実行してください。
Copied!$ gem install rails
実行ができたら以下のコマンドでRailsのバージョンを確認します。
Copied!$ rails -v
Rails 6.0.3.4
以上でRuby on Railsをインストールできました。
お疲れ様でした。