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Ruby on Railsの開発環境は構築できている前提で、実際にRailsを使ってWebアプリケーションを作成します。まだRuby on Railsの環境構築が終わっていない方は0章に環境構築方法を記載しているので、そちらを参考に環境構築を行ってください。
Copied!- Railsで新規アプリケーションを作成
- Gemのインストール
- ローカルサーバーの立ち上げ
Copied!- rails new
- cd コマンド
- bundle install
- rails s
Ruby on Railsの開発環境は構築できている前提で、実際にRailsを使ってWebアプリケーションを作成します。RailsでWebアプリケーションを新規作成するには、「rails newコマンド」を実行します。
Copied!$ rails new techpit-match
「rails newコマンドは」「rails new アプリケーション名」という書き方で使います。上記の場合、「techpit-match」がアプリケーション名を指しています。
上記の「rails newコマンド」でtechpit-matchというディレクトリ(フォルダ)が作成されました。
「cd コマンド」を使ってtechpit-matchのディレクトリに移動しましょう。
Copied!$ cd techpit-match
「cd コマンド」はchange directory(ディレクトリを移動する)の略です。
2019年2月にsqliteが1.4にバージョンアップしました。今回使用するバージョンは1.3.6なのでバージョンの指定をします。
Copied!techpitmatch
└── Gemfile
Gemfile1 Copied!gem 'sqlite3', '~>1.3.6'
参考)sqlite3
Gemfileに書き込みができたら、bundle install を実行します。
Copied!$ bundle install
「bundle install」を実行すると、 Gemfileの内容に従いGemのインストールが行われます。
Railsでは Gemを使うことでrubyのライブラリ(機能のまとまり)をインストールして、0から機能を作らずに、簡単にアプリケーション開発を行うことができます。Gemのひとつとしてたとえば、会員登録機能を作れる「devise」というものがございます。
参考)
Ruby on Rails 初心者必見!パッケージ管理ツール『gem』を徹底解説
次にデータベースを作成します。以下のコマンドを実行すればデータベースを作成できます。
Copied!$ bundle exec rails db:create
bundle exec
をつけるとGemfile.lockに書いてあるとおりにrequireします。
データベースとはデータが入っている箱のようなものです。データベースがあることによってデータを格納したり取り出すことができます。「rails db:createコマンド」を実行すると、databse.ymlというファイルの内容に基づきデータベースが新規作成されます。database.ymlにデータベースの設定が記述されています。
データベースについては以下のリンクを参考にしてください。
ローカルサーバーを立ち上げるには以下のコマンド実行すればサーバーが立ち上がります。
Copied!$ bundle exec rails s
次にブラウザで http://localhost:3000/ を開くと以下のようになります。
この画面が表示されていたら問題なく動作しています。(Cloud9を使用している方は白いページで表示されていない可能性もございますが、そのまま進めていただいて構いません。)
以上で今回のパートは終わりです。今回のパートでは「rails newコマンド」で新規アプリケーションを作成してローカルサーバーを立ち上げるところまでやりました。次の章では先ほど出てきた会員登録・ログイン機能を簡単に作れるライブラリであるDeviseというGemを導入します。